「トランクの中の日本」の
「焼き場に立つ少年」を見て
体育屋さんとしてあれこれ考えたこと・・・

  「トランク の中の日本」を ようやく借りることができました。あれですね。悲惨な写 真ばかりを想像していたので すが、色々なものを被 写体にしています。でもやっぱり一番印象に残るのは、こ の写真 集を借りようと思うキッカケとなった「焼き場の少年」ですね。以前、今 では時の人の美輪明宏さん が、「今の子は言葉を知らないだけ、表現したい 気持ちはいっぱい持っている。思いを拾って、その子に、その気持ちはこういう言葉じゃないの?と教えてあげると、すごく嬉しそう。そして、豊かに表現し始 める・・・」・・・みたいな感じのことを言ってい ました。
「声に出して読みたい日本語」 とかヒットしていた時期です。
だから言葉をつたえてゆくことは大事だと。
トランクの中の日本s
焼き場の少年s
  いやぁ〜、それと同じように、動作、というか所作って言えばいいんですか ね?
そ れもちゃんと伝えないといけないんだなぁと思いました。いやいや、子どもがみんな軍隊みたいに、しょっちゅう気をつけの姿勢をしていては問題ありますが、 それが必要な時に、必要な言葉が出せるように、必要な時に、必要な姿勢とか所作とか動作とかできるようにしないといけないんじゃないかなぁ?・・・と、猫 背ぎみの自分は思ったわけですよ。
姿勢やら所作やら動作やらで、豊かに表現するために・・・
ちなみに「焼き場に立つ少年」の写真をもう少し大きな画像でみたい方は、別サイトの
こちらをどうぞ、コメント・解説と一緒にアップされています。
働く子ども
その他あれですね。街 中で英語の話せる奇妙な老人の写真とその言葉とか仮設病院での写真も考えさせられるものがありました。
でもでも、やっぱりあれですね。子どもの写真はい いですね。写真集の写真は終戦直後から約 半年にかけての写真なのですが、元気な子ども・働いている子どもの写真も載っています。
  なんかホント、逞しいなぁと思ってしまう。
もし、この時代にタイムスリップしたら、はたして自分は体育の先生なんぞ勤まるだろうか?
( 071111 → 100515修正・加筆)



by てつ太郎