TETSU'S Homepage WANTOK EXTRA
from Syria
from Syria Indexpage
 

2004.12.3 SAT 〜 9 THU
Disabled week!

国連では、12月3日を「国際障害者DAY」としていて、ここシリアでも
同じく12月3日を「障害者の日」としています。
(シリア国民はあまり知らないようでしたが・・・)
ちなみに日本では12月9日を「障害者の日」としていて
「国際障害者DAY」から「障害者の日」の間を「障害者週間」としています。
こんな時に自分のボス(JICA専門家)が動かないわけがありません!
その1週間に各村でやってしまいましたよ!イベントを!
子どもを対象に3つの各村で1回ずつ、そして、村のCBRボランティア主導で、
主に大人を対象としたイベントを1回、ドタバタと開催しました!


2004.12.4 SAT in Judaide
やはり人を集めるには柔道が・・・
今回は自分と同じく一般短期隊員の
(そしてN体大・少林寺部OBの!)
鶴T隊員にも助っ人に入ってもらいました。
その他、自分のボスが折り紙を紹介したり、
村人が障害者問題をテーマにした寸劇を
披露してくれました。







2004.12.5 SUN in Hijane
これはボスの台本、自分の指導による寸劇です。
(実際の細かい指導はボスの秘書ですけど・・・)
家から出る機会のなかった子がCBRボランティアの
支援により友達の中へ・・・というお話でした。
しかし、ボスから指示がでたのは本番1週間前!
放課後も生徒に残ってもらって練習しました。
(ボスの秘書には頭が下がります。)


2004.12.7 TUE in Harran
写真はボスと自分とボスの秘書との合作の台本による寸劇です。
初めは仲間はずれになっている子が他のみんなと一緒になって遊ぶようになるまでのお話でした。
その他にも歌あり踊りあり、そして、全員参加のクイズ大会も実施!(ページTOPの写真)
これは他の2村の時も同様に実施していて、マル・バツで正解の子だけが次の質問に答えられる
というスタイルのものです。しかし、このルールがなかなか伝わらない・・・、
ズルして勝手に敗者復活してくる子がいたりして、なかなか収集がつかず大変でした。
しかし、子ども対象の最終日は参加者人数をあらかじめ限定、参加者をステージに上げ、
不正解者はステージから降りてもらうスタイルをとったため、比較的進行はスムーズでした。


2004.12.7 TUE in Harran
いやぁ〜、シリアの子は度胸が良いというか
出たがりというか・・・こういうの好きですねぇ。
劇の最後に出演者それぞれが、
「私たちはこうあるべき!」というまとめの
言葉をコメントしているところなのですが、
人前でも堂々としゃべりますよぉ!
それとホント、本番に強いですね。





2004.12.7 TUE in Harran
普段の学校巡回で指導しているような
車いすの操作・介助方法を紹介したのですが、
学校では試したことのない段差越えを生徒に
トライさせたところ・・・見事に出来なくて、
粘って何度か繰り返した分だけ間延びしてしまい
しかも出来ないまま終わってしまった子もいて
ちょっと締まりのない時間になってしまいました。
(反省)

Final day!

2004.12.9 THU in Harran
最終日はボランティア主導で大々的にお偉いさんも招待して開催!
歌・踊り・劇・詩の朗読など、盛り沢山でしたよぉ!
この日は、マイク・セッティング等のお手伝いはしましたが、
基本的に自分はお客さんとしての参加でした。
(ビデオ撮影係ではありましたが・・・)
ボランティア主導のイベントでしたが、大きな問題もなく大成功(?)でした!
リーダー・シップをとってみんなをまとめてくれたのは下肢に障害のあるボランティアで、
これを弾みにさらに当事者が積極的に動いてくれるようになってくれればと思いました。
また、プロジェクト地域には入っていない隣の村からも子どもが踊りを披露してくれたり、
(CBRボランティアが)夫婦で作詞・作曲したCBRの歌をみんなで合唱してくれたり、
村人が自分達で考えた親近婚についての問題をテーマにしたものや、
ダウン症の子をもつ夫婦を題材にした寸劇など、本当に楽しませてもらいました。
色々な人が観に来てくれて、ものすごい宣伝になったと思うし、
なによりボランティアの自信にもつながったと思います。
この調子で来年3月の自分の帰国直前にも、ドカンと頑張ってもらいたいなぁ・・・
(041230)

from Syria Indexpage


by てつ太郎